旧国道213号線・香々地町の旧隧道群

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A地点 松津隧道(昭和37年3月竣工、延長158.5m) 杵築側坑口 A地点 旧道分岐(右が旧道)

前回紹介した羽根隧道と同時期に竣工した松津隧道のすぐ先で、隧道群を持つ旧国道が分岐している。
ここも新国道に建設時期がわかる物件がないため、いつ頃新道が開通したのかわからないが、その頃の地図から判断して昭和60年前後と思う。
   
B地点 旧国道。 カーブの先に1つ目の隧道が現れる。

 
松津頭隧道 宇佐側坑口
昭和29年竣工 延長98.2m 幅員5.1m 高さ5.0m

この隧道を車で通過している時に前から対向車が来たのだが、徐行しなければすれ違いできなかった。 軽自動車同士でもそんな調子だし、通学路にもなっているんだから現役の末期頃には国道213号線としては甚だ役不足だったろう。
すぐ近くの羽根隧道や松津隧道が現在でも通じる幅を持っていることを考えると、昭和29年からの数年間でそれだけモータリゼーションが進んだと言うことなんだろうか?
   
扁額。「松津頭」は地名? 昭和廿九年三月三十一日竣工
   
内部。坑門部分意外は素堀り。 続いて2つ目の隧道。

 
松津頭隧道 杵築側坑口
狭い隧道が連続する区間なので、山中には珍しい駐車禁止の標識が立っている。


 
かんだや隧道 宇佐側坑口
昭和30年竣工 延長197.7m 幅員5.0m 高さ5.0m

かんだや隧道は松津頭隧道のちょうど1年後の昭和30年3月に竣工している。 現在ならこのぐらいの規模のトンネル工事なら同時進行、同時開通させそうだが、当時としては1年に1本ずつ掘るのが精一杯だったんだろう。
帰宅後に変わった名前の「かんだや」をいろいろネットで検索してみたが、「かんだや隧道」の由来に結びつきそうな情報を見つけることはできなかった。
   
扁額 昭和三十年三月竣工
   
延長が長いためか、松津頭隧道には無かった蛍光灯が設置されている。 すっかり錆きってしまっている蛍光灯。

 
かんだや隧道 杵築側坑口

   
杵築側の扁額 かんだや隧道から杵築方面を見る。ここから香々地町内へと下り始める。


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