旧国道56号線・嵐坂隧道

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A地点 嵐坂隧道宇和島市側坑口
   
旧道は現道の坑口の手前を横切っている。 1970年3月竣工 延長307.5m 幅員8.0m

 

分岐から10m程進むと道は急勾配になる。初めて来たときはここで旧道を見失ったが、左奥の一段低くなっている薮地が本来の旧道である。未確認だが右の獣道が旧隧道開通以前の道路かもしれない。

   
不法投棄された廃棄物や道を流れる水で歩きづらい。 写真ではわかりにくいが奥に隧道が見える。

 
嵐坂隧道 宇和島市側坑口
昭和18(1943)年竣工 延長266.5m 幅員4.0m 高さ3.9m

   
扁額 昭和十八年三月竣工 隧道内部から宇和島方面を撮影

坑門は珍しいこともないコンクリート製。内部から宇和島方面を見ると急カーブしており危険な線形であったことがわかる。 10年ぐらい前に内部を通り抜けたことがあるが、廃棄物が大量に投棄されていてとても歩きにくかった。 忘れ去られた隧道は自然の力で徐々に荒れながらも残っていくだろうと思っていたのだが。
 
嵐坂隧道 宇和島市側坑口跡(2003年12月撮影)

しかしその希望も、むなしくなった。旧嵐坂隧道廃止33年後の2003年に旧隧道は埋められてしまった。 嵐坂歩道トンネルが開通し、その工事で出た土砂捨て場に使われたらしい。
埋められ済みの隧道はいくつも見てきたが、自分が何度も見てきた隧道が突如埋没させられてしまうと、やはり何とも言えない悲しい気分になった。この趣味を長く続けていたら、またどこかで同じ思いをするのだろう…。

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