旧大分県道21号線・ボラヶ迫隧道

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A地点から大分方面を見る。

「山形の廃道」さんの全国隧道リストによると 県道21号線(大分臼杵線)には大分市下郡地区に「松女ヶ迫隧道」「ボラヶ迫隧道」という 変わった名前の隧道が存在していたようである。 現在の地形図を見ると下郡〜明野間は大規模な宅地造成がなされ、 県道21号も隧道があるべき位置が大きな切り通しになっている。正直、現存は期待していなかった。
   
B地点 ボラヶ迫隧道・臼杵側坑口 坑口のアップ

それらしい2つの切り通しを確認し、 A地点で引き返しにかかると(今回は牧駅から歩いてきました)、 行きは見逃していたコンクリート製の坑口を歩道脇に見付けた。 土砂が一杯に詰め込まれ、僅かたりとも内部を伺うことはできない。 現道の切り通しとは角度が少しズレており、大分側坑口も現存が期待できる。 位置的に考えてこれがボラヶ迫隧道だと思われる。
 
C地点 現道の切り通し

 
E地点 ボラヶ迫隧道
大正10年竣工 延長47.0m 幅員3.7m 高さ4.5m

大分側は現道の喧騒を離れ、より良い状態で現存していた。 但し、全体が私有地になっており、進入には配慮が必要だ。
   
ボラヶ迫隧道 大分側坑口 扁額スペース

装飾性の一切見られないコンクリ製の坑門は竣工時からのものではない気がする。 扁額を取り付ける凹みはあるものの、額ははめ込まれていなかった。 「ボラヶ迫」という一風変わった名称なだけに、扁額の欠落は非常に残念に思った。

 
隧道最奥から大分方面を見る

 
D地点 松女ヶ迫隧道跡地
大正10年竣工 延長23.5m 幅員4.5m 高さ4.5m

松女ヶ迫の方は道路外にも及ぶ非常に大きな切り通しとなり、跡形も無く消滅している。 隧道の痕跡を探す傍ら、「ボラヶ迫」「松女ヶ迫」という地名の表示 (電話ボックス、電柱など)も探してみたが、それらも見付からなかった。
   
F地点 廃道(奥が現道との合流点) G地点 大分市街へ下って行く旧道。

 


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