福知山線旧線・生瀬の廃隧道群

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生瀬駅から城山トンネル(延長115m)を撮影。

JR福知山線の生瀬〜武田尾〜道場間は、ほぼ全線が昭和61年の電化複線化によって付け替えられた。 武庫川沿いを通っていた旧線には10を越える隧道群が残っている。今回はこの隧道群を「生瀬」「武田尾」「道場」の区間に分けて紹介しようと思う。
   
A地点 旧線跡を求めてとりあえず国道176号線に向かう。 生瀬通りを跨いでいた旧線橋梁のコンクリート壁。
   
国道から見上げた旧線の石積み橋台とコンクリート橋。 B地点 旧線へは国道脇から斜面を登って行かなければならない。
   
福知山線旧線 。「10」の標識は何だろう?

国道から見えた様子で予想できていたことだが、まだ3月と言うのに旧線は大荒れである。実を言うと最初、 午前中に来た時は城山隧道への接近は困難そうなので時間の都合上断念した。今回は道場まで行った後、帰りに時間を気にせず再チャレンジである。
   
旧線と国道 城山隧道

生瀬駅から城山隧道への旧線は非常に荒れていて、こんな状態が1km続くようなら隧道への接近は断念したと思う。はっきり言って生瀬〜道場の旧線跡で短いながらも一番苦労した。
ようやく坑口のあるべき場所に近づいてもなかなか隧道の姿が確認できず、埋められてしまったのかと心配になったが最接近してようやく発見。

 
城山隧道 生瀬側坑口

煉瓦と石積みで構成されている城山隧道生瀬側坑口。福知山線の前身の阪鶴鉄道時代からの物としたら明治32(1899)年の竣工ということになる。現在はフェンスと有刺鉄線で塞がれている。
   

坑口に残る「城山」と「2」の文字。「2」は2号隧道の意味だろう。
                坑門上部
   
坑門から生瀬方面を見る。 この隧道前後は「見通し不良区間」「退避危険箇所」になっていたようだ。
   
城山隧道内部(延長62m)

隧道内部は緩やかに右カーブしていて旧線は次第に新線とは離れていく。レールは撤去されているが現在も枕木が残っていた。この先の武田尾側の坑口がどういう状態かはわかっていたので有刺鉄線を越えて内部に入ることはしなかった。
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