北ノ川の廃隧道

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笹の越隧道(昭和23年竣工 延長78m 幅員4.5m) 川原越隧道(大正8年竣工 延長92m 幅員4.0m)

2003年8月、ヨッキれんさんの「山さ行がねが」に影響されて変わった隧道(廃隧道とか)を探して県別マップルを見ていたら、高知県窪川町に点線で描かれたトンネルを見つけた。
この時点での想像ではすぐ近くにある県道323号線の笹ノ越隧道、県道324号線の川原越隧道に似た形の隧道が、何らかの理由があり利用価値がないまま廃道になっているのではないかと思った。
   
窪川町中村 直進すると笹ノ越隧道へ

目的のトンネルがある道は窪川町中村から北ノ川を経て市生原へ抜けている。徒歩での探索になるので距離が短い県道323号線(作屋影野停車場線)からアプローチすることにする。
   
県道から約100mで再び左折する。 分岐から北ノ川方面を見る。路面は最初から未舗装。
   
ここまでは頻繁に車の出入りがあるようだ。 この広場の先は夏草が茂り廃道になる。
   
大規模な崩落で完全に分断されている。 崩落の先は路面は安定してくる。結構きつい登り勾配。
   


県道から約15分。勾配はますます急になり、隧道を見付けられずこのまま稜線を越えてしまうのではないかと思い始めた頃、右側の斜面に不自然なくぼみを発見。 よく見ると下半分を埋められた隧道だった。
おそらく今通ってきた道と隧道は全然別の時期に建設されたもので、車道が建設された時に埋められたのだろう。この道(廃道だが)を進んで行けば隧道を通らずに北ノ川へ出られるのかもしれない。
   
廃隧道の中村側坑門

待望の点線隧道は初めの予想に反して完全素掘りの隧道だった。断面も小さくとても自動車が通行していたとは思えない。歩道隧道かあるいはこの近くを通っていたらしい森林軌道のものだろうか?
私は臆病なのでこんな隧道に入るのはあまり気が進まないが、崩落もなさそうだし反対側の明かりも見えているし、何より当たり前のことだが北ノ川側坑口への最短距離なので通り抜けない訳にはいかない。 覚悟を決めて内部に侵入することにする。
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