旧大分県道718号線・一本櫟隧道

 

山形の廃道さんの全国隧道リストによると大分県三重町久田には昭和42年当時、一本櫟(いっぽんくぬぎ?)という名の隧道が4本(一号〜四号)存在していたようである。 最近では地図によって記載されているトンネル記号の数がまちまち(1〜4本)であり、いくつかは消滅してしまった可能性が高そうだ。

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A地点 一本櫟一号隧道 三重側坑口跡
竣工年不明 延長145m 幅員3.3m 高さ3.8m
B地点 一本櫟一号隧道 伏野側坑口跡
 

三重側から見て最初の隧道になる一号隧道は案の定、開削され切通しになっていた。
たまたまカーナビにトンネル記号が残っていて、この切り通し通過中にトンネルの中を走っていることになっていたので100%間違いない。 何か痕跡が残っていないかと長い切通し(延長は4つの隧道の中で最長)を歩いてみたが、隧道の遺物や撤去年のヒントになるような物は一切発見できなかった。
 
B地点 「一号」バス停

隧道本体の遺構は見付けられなかったが伏野側坑口にあったバス停の名前に目が留まった。 「一号」この今となっては意味不明になった名前の出所は一号隧道なのではなかろうか。

   
C地点 一本櫟二号隧道 三重側坑口跡
竣工年不明 延長11.5m 幅員5.0m 高さ3.0m
一本櫟二号隧道 伏野側坑口跡
 

続いて切通しになっている二号隧道は延長11.5mしかない規模の小さい素掘隧道だった。
そのため少々余裕を持って建設されたのか幅は5.0mもあり、普通車同士なら離合もできたに違いない。
 
大規模なS字カーブが印象的な二号隧道〜三号隧道の明かり区間。

   
D地点 一本櫟三号隧道 三重側坑口跡
竣工年不明 延長95.2m 幅員2.2m 高さ2.6m
一本櫟三号隧道 伏野側坑口跡
 

三号隧道跡地。
幅、高さ共に4隧道の内で最も狭小であり、覆工も有ったということで期待していたが残念ながらご覧の通り…。 県道上に架かる跨道橋を調べてみれば撤去年がわかった可能性があるが急いでいたのでパスしてしまった。
ここまでは非常に残念な結果になってしまったが、 手持ちの地図にはこの先の久田トンネルに旧トンネルの記載があるので四号隧道だけは残っていると信じたい。

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