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長浜(米原)から北を目指して延伸を続けてきた北陸本線が 日本史上有名な石川・富山県境の倶利伽羅越(天田峠)をトンネル(L=946m)で越え、 高岡まで営業を開始したのは明治31(1898)年4月のことである。 天田峠は旧国道の峠でも標高150mに過ぎないが、 建設当時の北陸本線は津幡側18.2‰、石動側20.0‰の急勾配に加え、 屈曲の連続する難所であった。 これらを解消する為、昭和16(1941)年から新トンネル(単線、L=2459m)の掘削を開始し、 戦争による中断を挟んで昭和30年11月に開通、旧線は廃止された。 その後、この区間は昭和37年に複線化、昭和39年に電化が完成している。 一方、廃止された旧トンネルも昭和42年に拡幅改修した上で国道8号線に転用されており、 今なお北陸地方の幹線として現役である。 |