旧国道135号線・黒根隧道

 
白田隧道 伊東側坑門

去年の探索では白田隧道のみの発見に留まり、心を残してしまった稲取廃隧道群。
今年の2月に再び伊豆を訪れる機会があったので、 今回は友路トンネル南口より旧道中間部へアプローチし、 前回未到達である「城東隧道」「黒根隧道」の攻略を目指した。

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A地点 友路橋と友路トンネル B地点 旧国道への道(この先50m程で旧道に突当る)

友路橋の直下を旧国道から伸びてきたコンクリ道が横切っている。
この道路へは友路トンネル坑口脇より降りることができるが、 車道として新国道に接続している訳ではないので、 旧道が廃道化している現在では完全に孤立した存在だ。
 
B地点 稲取隔離病棟

このコンクリート道は元々は旧道と「稲取隔離病棟」を結ぶための道路であったと言われている。 稲取病棟も既に廃墟となっており、伊豆では有名な心霊スポットになっているようだ。 そう言えば地元の愛媛にも「河南病院」というのがあるな。 雰囲気は河南病院の方が強烈かな。

 
C地点の旧国道より伊東(城東隧道)方面を見る

稲取病棟からのアクセス道で難無く旧国道まで辿り着いたものの、 そこは北も南も荒れ果てた廃道の真っ只中であった。 地図によると北へ向けえば城東隧道、南へ向かえば黒根隧道が口を開けているはずである。 まずは隧道までの距離が短いと思われる北へ向かう。
   

旧道の擁壁は倒壊し法面からは土砂が流出するなど、 去年の探索範囲と同様、只事でない荒廃ぶりである。
路面は土砂に覆い尽くされ斜面と一体になっており、進路も次第に高くなって行く。
 
城東隧道 下田側坑口
昭和4年竣工 延長127.3m 幅員4.7m 高さ4.5m

前進がいよいよ困難になってきた所でコンクリート製のポータルが姿を現した。 残念ながら大部分が土砂に覆われ開口部は全く残っていない。 よって通り抜け不可能、 この時点で城東隧道伊東側坑口は今回も確認できないことが決定してしまった。
   
扁額。「城」の一部が見える。 D地点 城東隧道伊東側の明かり区間(2006年1月)

 
城東隧道より下田方面を振り返る

最後に残った黒根隧道については前回の探索により南口は「埋没により現存せず」 という結論に達している。今回、北口からのアプローチによって何らかの発見はできるだろうか。

 
稲取旧道周辺


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