旧国道257号線・塞の神隧道

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A地点 旧道分岐

塞の神トンネル 加子母側坑口。
坑門傍から右奥に伸びている道が旧道。入口は新トンネルの坑門によって大幅に削り取られ、今では車がギリギリ入れる幅しか残されていない。 この日、私は付知側から新トンネルを抜けてきて旧道に入ろうとチャレンジしてみたが、やはり一度では曲がれず切り返しが必要だった。
   
1995年2月完成 延長737m 新トンネルに削られた旧国道
   
B地点 路面に薄く残る「制限速度40km/h」のペイント C地点 「幅員減少」カーブの先に隧道が!

旧道も一応、二車線幅がありセンターラインの消された跡が残っている。 この幅員での隧道手前の急カーブは、対向車線にはみ出さないないように大きな減速が必要だったろう。
 
塞の神隧道 加子母側坑口
昭和41(1966)年竣工 延長461m 幅員5.5m 高さ4.5m


昭和33年に着工、昭和41年竣工であり完成まで8年もの歳月を要している。当時としては難工事だったのだろうか。 半年前に来たときは辛うじてまだ通り抜けができたのだが、 その後隧道は木材乾燥列車を使った「トンネル乾燥工場」として利用されることになり通行不能になってしまっていた。
ちなみに木材乾燥列車と言っても名前ほど大層な物でもなく、隧道の緩やかな勾配だけで列車を動かし、木材を付知側から数週間かけて加子母側まで移動させ乾燥させるらしい。
   
塞の神隧道 2000年8月撮影 扁額「塞の神ずい道」

探索初期は画素数の少ないデジカメを使ってたので画質が悪くて申し訳ないが、通り抜けられた時の証拠写真(左の画像)ということで…。
   
坑口から加子母方面を振り返る 加子母村

加子母側は隧道出口に急カーブというかなり危険な線形だ。付知からは下り勾配になる隧道は、なまじっか二車線幅があるだけに現道時代は相当な危険箇所だったのかもしれない。

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