旧国道1号線・小夜の中山峠

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A地点 夜泣石交差点
旧道側(県道381号線)から見る。
A地点 夜泣石交差点
(新)小夜の中山トンネル側から見る。

旧国道(県道381号・島田金谷線)と島田金谷バイパスが合流する夜泣石交差点。
この交差点は手持ちの地図やカーナビでは信号付きの交差点として記載されているのだが、 現地には信号機は設置されていなかった。 よくよく見ると、この交差点は島田方面のバイパスへの入口専用で、 車両が降りてくる事はあり得ない造りなので信号がないのも道理である。
 
B地点

夜泣石交差点から掛川方面へ少し進むと今度は左手に閉鎖された道路があり 、ここに「掛川・浜松方面直進」との看板が建っている為、 最近何らかの進路変更があった事が伺える。
後でわかった事だが、元々は掛川・浜松方面(下り線)はここから 現在閉鎖中の道路に進路を取っており、 正面の道路(直進)は上り線専用だったので、当然こちらからは一切進入禁止だった。
   
(新)小夜の中山トンネル 島田側坑口 (新)小夜の中山トンネルから掛川方面を見る

上記の交通の変遷を知ったのは帰宅後だったので違和感を感じながらも進路に従っていたが、 このトンネル(上り線専用だったL=260mの新トンネル)が眼前に現れた時は正直言って少し戸惑った。
「旧道(県道381号線)から入って来たのに、何で新トンネルに接続しているんだろう?」と。
 

夜泣石交差点の変遷(参考ページ

・昭和41年:新トンネル(上り線)が開通。 これ以前は旧道(県道381号線)〜昭和7年開通の隧道(下り線トンネル)まで一本道だった(現在閉鎖中の道路が当時の国道1号線)。
・昭和45年:島田金谷バイパスが大代I.C.付近まで開通。夜泣石交差点誕生。(信号付き交差点)
・平成17年:日坂バイパス全線開通を受け現在の通行形態に切り替えられる。(交差点の信号撤去)


 
小夜の中山トンネル 掛川側坑口

それぞれが対面通行のトンネル坑口が並ぶ掛川側。
平成17年3月以降は旧トンネルが国道1号のバイパス本線、 新トンネルの方は側道の扱い(一応国道1号らしい)になっていて、 日坂I.C.でバイパスと合流することが出来る。 ここから峠への旧道も分岐しているが、 日坂バイパスの開通により現在は小夜鹿跨道橋にて接続している。
   
(旧)小夜の中山トンネル 掛川側坑口 小夜鹿跨道橋より掛川方面を見る

さて、ここでようやく今回の目当てだった昭和7年竣工のトンネルを目にすることが出来たが、 昭和47年3月に拡幅改修され新トンネルと殆ど同じ形のトンネルになってしまっていた。
事前の情報では下り線が単線で使っている(結果的には平成17年以前の話だったが) との事だったので、 もしかすると改修されずに残っているかもしれないと淡い期待を抱いていただけにちょっと残念である。
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