旧国道157号線・谷隧道

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谷トンネル
1971年11月竣工 延長1462.5m

谷トンネル 勝山側坑口。
坑門は台形、扁額は縦書きであり全体的に珍しい構造になっている。 「新谷トンネル」と書いている地図も結構見かけるが、額によると「谷トンネル」が正しいようだ。 なおトンネルの先の石川県尾口村では同時期に手取川ダム(1969年着工・1979年竣工)が建設されており、 ここでも国道157号線が大規模に付け替えられている。
   
縦書きの扁額。 谷トンネル銘板。

   
A地点 旧道分岐 A地点 入口から旧道を見る。

谷隧道への旧道は全線が未舗装のまま残っている。 5年前に一度訪れた時は普通車でも隧道まで行けたのだが、 今回は当時より路面が荒れているように見えたので大事を取って徒歩で進むことにした。
 
B地点 谷トンネル上から勝山方面を見る。

かつての国道157号線(今の県道135号線)は勝山市街に向けて正面の深い谷(奥河内谷)に沿って急勾配に下っていたが、 昭和57年に開通した新道は多くの谷に面した斜面をゆるやかに迂回している。
新道が跨ぐ谷はスーパーマップルデジタルに名前が載っている物だけで5つもあり、 これら数多くの谷が「谷峠」の名前の由来になっているのだと思う。
   
C地点 谷峠への分岐 C地点から峠方面を見る。なぜか舗装されている。

旧道は分岐直後の100m程度が一番荒れているだけで、 (新)谷トンネルの真上辺りからはフラットダートになる。 写真は谷隧道と谷峠への分岐。 右の道がおそらく旧峠道で、昭和20年代までは勝山街道として利用されていたはずだ。 今の地図でも峠までは道が続いているが、石川県に(徒歩でも)抜けられるのかは不明。
電話ボックスが見えるが入山ノートなどを置いて、登記所として使っているだけで電話線は届いていない。
もっとも今では登記所としても機能してないように見えた。
 
D地点

旧国道らしく緩やかな勾配で隧道へと登っていく。 路肩辺りが薮に覆われているため道幅が狭く見えるが本来は2車線近い幅があったようだ。 残念ながら標識の類は最後まで一つも見当たらなかった。
   
E地点 F地点 薮の中に僅かにガードレールが見える。

 
谷隧道

入口から約1kmほど入った所で、唐突に道はゲートで塞がれてしまう。
よく見ると本線から外れた草薮の中にトンネルが見えている。これが谷隧道だ。
見るからに怪しい雰囲気が漂っており、車でここまで来た時もさすがに内部には進まなかった。 その時の判断は決して間違ってはなかったようだが。。
   
隧道手前から勝山方面を見る。ちょっとした広場になっている。
 
ここからの道路は「造林作業路 奥河内線」
いつ来ても(2回だけだが)チェーンが閉じている。

 
次回は隧道内部へ。


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