旧鳥取県道256号線・田河内隧道

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田河内トンネル 岩井側坑口 2002年11月竣工 延長490m 幅員8.5m

fukuさんのサイト「山形の廃道」で公開されている全国隧道リストに一際目を引く隧道が載っている。
田河内隧道。昭和4(1929)年竣工、延長106.7m、幅員2.2m、そして同じように数字が書き込まれているはずの高さの欄には「不適」の二文字が書き込まれていた。
あまりの天井の低さに自動車の通行には不適と言うことだろうか?地形図にはこの隧道を含む前後の区間は点線で描かれており、不通区間であることを示している。 実際に現地に訪れてみると真新しいトンネルが開通していて、高さが不適な隧道などどこにも見当たらなかった。
 

新旧のトンネルの延長に大きな差があるので、坑口が並んでいるとか旧隧道を拡幅整備したという可能性はないと思い、旧隧道前後の不通区間を探すことにした。 現トンネルの約500m手前にいかにも旧道らしい道との分岐があるのでとりあえずここに入る。
   
元々そう広くない道に立つ幅員減少の標識。 あっと言う間に未舗装⇒獣道に。この辺りが不通区間の始まりかな。
   
現道によって分断されているが徒歩なら余裕で登れる。 合流点(と言えるのだろうか)から先の旧道は現道によって跡形もない。
   

そして再び田河内トンネルの坑口前。今度は旧道の軌跡を追い続けてきたので気がついたが、田河内トンネルのすぐ手前から一つの道が分岐している。 先ほど来た時には坑口の上とか周囲の水路に通じてそれで終わりのトンネル工事通路かと思って気にもしなかった。他に道はないのでここを調べるしかない。
 

田河内トンネル建設の影響を受けた範囲を抜けると道は本来の姿を取り戻し、獣道のような道が川沿いに続いていた。この道が旧県道に間違いなく歩き続ければ田河内隧道に辿り着けるだろう。

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