旧国道55号線・手結山隧道

トップページに戻る道路旧道一覧に戻る



   
手結山隧道 高知側坑口 手結山隧道 室戸側坑口

夜須町手結坂の手結山隧道は新トンネル開通後も室戸方面専用のトンネルとして利用されていたのだが、 2003年11月に魚梁瀬方面に向っていた所、手結坂隧道は大規模な工事により通行止になっていた。
高知市内にあった荒倉隧道のような拡幅工事かと心配になったが、この日は時間に余裕が無かったので詳細を確認できないままの帰宅となってしまっていた。
 

そして2週間後に再訪したとき見つけたこの看板。どうやら隧道は歩道トンネルになるらしい。
そう言えば手結山には2本もトンネルがあるクセに歩道が新トンネルの片側にしかなく、歩行者の通行量も多いトンネルとしては不十分なものだった。
   
A地点 以前まであった右車線の「進入禁止」は消されている。

隧道への登り坂。高知と安芸、室戸方面を結ぶ唯一の路線であり交通量は多く、バイパスとして南国安芸道路・手結山トンネル(延長2380m)が計画されている。
 
手結山第二トンネル 高知側坑口

新旧の坑門が並ぶ高知側。こうして現トンネルと比べて見ると旧隧道の狭さが際立つ。以前はここから上下線が分離していたのだが、車道は第二トンネル1つに纏められている。 第二トンネルは開通当時から対面通行に十分な幅を持っていたが高知方面専用で、しかも1車線だったため広い断面を持て余していた感があった。
ほとんど(全く?)意味の無い上下線分離だったので、旧隧道を歩道トンネルとして利用するのは妥当な所だと思う。
   
隧道手前の峠の茶屋までは車道として残るようだ。 藩政時代から続く歴史有る「峠の茶屋」

 
手結山隧道 高知側坑口
昭和31年竣工 延長113m 幅員5.5m 高さ4.5m

残念ながら訪れるのが少しばかり遅かったようで既に歩道トンネルとして完成しているように見える。歩道化に際して新たに30cmほどのコンクリが巻かれたので、今の総幅は約5.0mぐらいだろうか。 新しいコンクリと舗装工事により車道時代の面影は大きく失われてしまった。
   
扁額。 坑門から高知方面を振り返る。
   
内部。あとは証明を取り付けるだけ? 室戸方面を見る。

 
手結山隧道 室戸側坑口

   
手結山トンネル室戸側坑口 第二トンネル扁額

今後は手結山第二トンネル一つで車道としての役目を果たしていくことになる。 帰りは第二トンネルを歩いて帰ったが、竣工年などを記した銘板などはどこにもなかった。情報をお持ちの方は掲示板かメールにご連絡をお願いします。
 
おまけ
手結山第一隧道(昭和5年開通・昭和49年廃止)

手結山に初めて通った隧道、土佐電鉄安芸線跡・手結山第一隧道。 現在は高知県道501号線(高知安芸自転車道線)として、サイクリングロードになっている。

トップページに戻る道路旧道一覧に戻る2004年再訪編へ