竜の鼻(龍ヶ鼻)隧道

竜の鼻隧道 関ヶ原側坑口跡

明治16年5月1日に開業した東海道本線は関ヶ原から深谷、春照駅を経て長浜駅に至っていた。
明治22年になって深谷から(近江)長岡に向かう新線が開通して旧線は休止となっている。 その後は貨物線として利用されたりもしたようだが、それも明治29年に廃止され、 現在このルートは大部分が国道365号線と県道37号線になっている。
龍ヶ鼻隧道はこの貨物線時代に雪崩防止のために建設された、 明治時代のスノーシェッドとも言うべき物件である。
全国隧道リストに記載されている竣工年「昭和14年」は県道指定された年を指しているのだろうか?

現路線名
旧路線名
竣工年
現状
延長
幅員
高さ
覆工
所在地
国道365号線
(主)木の本浅井関ヶ原線
明治23年
(昭和14年?)
昭和43年撤去
66.0m
3.2m
4.0m
坂田郡山東町

 
国道365号線 正面が龍ヶ鼻

最初期の「東海道本線」は龍ヶ鼻を大きく迂回した後、 進路を西に変え(現在の県道37号線)長浜へ向かっており、 龍ヶ鼻隧道は龍ヶ鼻の東端に存在していた。
   
隧道は撤去されたが、西側の側壁の一部が現存している。 龍ヶ鼻隧道 長浜側坑口跡。


 
龍ヶ鼻隧道 関ヶ原側坑口

nagajisさんより頂戴した撤去前の隧道写真。 一番上の写真とほぼ同じ位置から撮影した物のようだ。
現道は向かって左側の側壁を残して右側へ大きく拡張されている。

 
関ヶ原〜長浜間に唯一存在していた駅、春照駅跡。


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