大原隧道

大原隧道(保土ヶ谷側坑口)

関東大震災(大正12年)の復興事業の一環として水道管を通す為に建設された隧道。 坑門は紫褐色の焼過煉瓦をフランス積みで組成し、 ピラスター等には花崗岩を用いて建設されている。 内部はおそらくコンクリートブロック製だと思われるが、 全面的にライナープレートが施工されているため確認できない。
現在でも内部には口径610mmの水道本管が埋設されている他、 歩行者・自転車専用道路として利用されている。

現路線名
旧路線名
竣工年
現状
延長
幅員
高さ
覆工
所在地
昭和3年
現役
254.5m
2.44m
3.62m
横浜市南区


 
大原隧道扁額。左端に「成南」と刻まれている。


 
大原隧道 南太田側坑門
【近代土木遺産Bランク】


   
南太田側坑門遠景 獅子頭共用栓

南大田側の坑門の傍には明治時代の共同水道「獅子頭共用栓」が残っている。 大原隧道とは直接の関係は無さそうだが、水道繋がりということで横浜市による説明板を以下に紹介。

この獅子頭共用栓は、明治時代に使用されていた近代水道の歴史的遺産です。 当初イギリスから輸入され、獅子のデザインはギリシャ神話にちなむものといわれています。 30件程度が共同で使用し、最盛期には600基ありましたが、現在完全な形で残っているのは 横浜水道記念館に展示されている2基だけと言われています。

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