千合谷隧道

干飯隧道(米ノ側坑口)

隧道リストの隧道の中でも現状が特に気になっていた隧道の一つ。
現代の主要地方道としては幅、高さ共に不足しており予想通り拡幅されていた。 隧道リストでは竣工年が無記載であり、現地にも銘板などが無かった為、 竣工年も改修年もわからない。 ただ、全く手掛かりが無い訳ではなく、板垣隧道でお馴染み 木原建設の サイトによるとおよそ80年前に工事契約書が交わされたとの事なので、 竣工は昭和初期頃だと想像される。
また、改修時に「干飯隧道」と名前を変えた隧道の扁額は、 北栄造知事の書による物だから、 千合谷隧道の改修は彼の在任期間中である昭和34年〜昭和42年の間の事だろう。 更に絞れば隧道リストが編纂されたのが昭和42年なので、改修年は北知事最末期に当たる 昭和42年にほぼ確定されるのではなかろうか。

現路線名
旧路線名
竣工年
現状
延長
幅員
高さ
覆工
所在地
(主)武生米ノ線
(一)米ノ王子保線
拡幅
517.0m
3.7m
2.7m
素、覆
越前町〜武生市

   
米ノ側坑口
幅は約5.5mほどに拡幅されている。
北知事による扁額
 


 
干飯隧道 武生側坑口

武生側の坑口は掘割りの奥まった所にある為、スノーシェッドで延伸されている。


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