旧国道413号線・山伏隧道

トップページに戻る道路旧道一覧に戻る



 
A地点 山伏トンネル(山中湖側坑口)
1982年3月竣工 延長170.0m 幅員7.5m

山中湖側旧道分岐。
半径の小さいヘアピンカーブだった所に新トンネルを掘っているので線形改良効果は抜群だが、 山伏トンネルの延長は僅か170mしかないので峠道の大部分は屈曲箇所を残したまま現在に至っている(全線2車線)。 この日も大型観光バスの離合待ちのためカーブの度にずいぶん待たされた。
ちなみにこの山伏トンネルは国道413号線誕生と同じ年に竣工している。
   
旧道も隧道を除いて2車線幅。カーブの先に隧道がある。 隧道手前から振り返って分岐点を見る。

 
山伏隧道 山中湖側坑口
竣工年不明 延長124.8m 幅員2.9m 高さ3.0m

坑門の大部分はコンクリ製だが大小交互に配置された迫石のアーチが美しい、
他ではなかなか見られないデザインの坑門だ。迫石の内側のコンクリートは後年の補強かな?
   
「山伏」と刻まれた右書きの扁額。 損傷著しい坑門上部。

 
隧道内部

扉が開いていたので内部に進入。倉庫と言うよりは作業所として利用しているような感じがする。 廃止後に特に手が加えられた様子も無く現役時代のままである。
   
閉塞点付近(靄のため不鮮明) 振り返って入口を見る。

僅か124mの小隧道にも拘らず出口の明かりが見えなかったので予想はしていたが、 道志側は完全に塞がれていて通り抜けることはできなかった。 中に入れただけでもラッキーと言うべきか。

 
もう一つの扁額

山中湖側の坑口の手前(2枚目の写真の最奥)にはレストランの廃屋があり、その広場に扁額が置かれている。 普通に考えると道志側の扁額だろうと思うが、間近で見ることができたため筆者名まで判読できた。
政友会総裁 鈴木喜三郎」ネットで調べてみるとナカナカ著名人のようで結構な数ヒットした。 この人が政友会総裁を務めていたのは昭和7年から14年の7年間ということなので、 山伏隧道の竣工もその間のはずだ。となると全国隧道リストの昭和28年竣工という記録はコンクリ巻きで補強された年だろうか?



 
B地点 道志側旧道分岐

こちら側はYの字に旧道が分岐しており、道路線形、幅員共に現道と比べてほとんど遜色ない。
   
C地点
2車線のアスファルトが姿を見せる。
埋められた道志側坑門。
扁額が山中湖側に移されているのはこのためか。


トップページに戻る道路旧道一覧に戻る